実は日本の外交もおかしくなるかもしれないイランの大統領選挙のゴタゴタ
今の国内の大騒動というか、迷いに迷っているために、それほど大げさにはなっていないことがあります。
それが、イランの大統領選挙のゴタゴタです。今の中東の中ではマシな方な安定さがありました。ある意味、不安定要素もありますけれども、それほど懸案事項としては優先順位はそれほど高いものではないです。たしかに、核開発問題はありましたけれども、実際は北朝鮮に比べればまだまだそれほど実用化には???マークですから、それほどではなかった。
ところが・・・
大統領選挙がありました。現職のアハマディネジャド大統領。仮に負けはしなくても、相当の僅差と思いきや、フタを開けてみれば圧勝。ありえないことでしょう。あれだけのいろいろなゴタゴタがありましたから、そんなことはありえないということで、改革派のムサビさんの抗議行動。まあ、保守派の投票妨害まがいのせいで投票できない人がいたとか、それにムサビさんの地元でもアハマディネジャド大統領の圧勝という、考えられないことがいろいろありました。
で、この国のおもしろさというのでしょう。まあ、江戸時代のように朝廷と幕府みたいな関係のように、イランには政府の上にイスラム教国家だから、宗教指導者みたいのがいるそうです。それがうまく解決をするのか?と思いきや、最高指導者のハメネイ師はアハマディネジャド大統領を支持。これでまとまる話もまとまらなくなってしまったとのこと。それで、憲法評議会(またわけのわからない物が出てきましたね?ようは、宗教指導者のハメネイ師をクビにもできる組織らしい・・・)のトップというのが、元改革派で大統領だった人(名前忘れた・・・)がハタミ氏を支持。イラン政治も宗教も分裂ぎみである。
この国の不安定性の露見は中東情勢の混沌を一層醸し出している。中東の不安定=世界経済の不安定に繋がることにもなるのです。ただでさえ、イランが核開発を続けていることが不安定要素だったのに、政治の混乱が拍車をかけている。
選挙の正当性を主張するために、デモを力で鎮圧したけれども、これをイラン革命前夜と同じと見る人もいます。でも、一番のことは、軍がこれをどう見るかである。このデモの鎮圧の主力というのが革命防衛隊というイラン・イラク戦争で中心となった軍隊。国軍ではない軍隊が主力というのは、軍としてはおもしろくないでしょう。ルーマニアでのチャウシェスク大統領の失脚というのは軍より親衛隊を重宝したために、市民側に軍が付いたことにより、革命が成功したように、イラン情勢も軍次第ではどうなるかわかりません。今のイラン政治の中枢部も革命防衛隊とか軍以外の人たちが主流になっています。
で、どうなるでしょうか?このイラン情勢は。ここの不安定はイラク以上のことになりかねないです。それで、北朝鮮問題が蚊帳の外というかそうゆうふうにならないように、日本の政治が!と思いますけれども、こんな足の引っ張り合いのような・・・
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